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スーパープレイヤー育成マニュアル【早野宏史】はチーム練習で活用できるのか?

どーなレビュー管理人のどーなです。

今回は、早野宏史さんのスーパープレイヤー育成マニュアルのチーム練習での活用の仕方についてレビューしていきます。

実践はチーム練習向き

スパ育マニュアルは対人練習がメインになるので、チーム練習で実践するのに向いています。
スパ育マニュアルの練習メニューは、特にオフザボールの動き、プレーのアイディア、判断力といった個人戦術の上達を目的にしています。

ただし、練習メニューをこなせば上達するわけではありません。
効果のある練習にするには、練習中のコーチング練習メニューの組み方が重要になってきます。

コーチングのポイント

スパ育マニュアルでは、5種類の練習メニューが収録されており、各練習メニューのポイントを早野さんが解説しています。

例えば「1対1 パス回し&シュート」という練習では、ゴール前で味方を使ってシュートに持ち込むアイディアを磨くことが目的です。

しかし、練習メニューを与えるだけでは、選手は上達しません。
練習中、選手はプレーに集中しているので、放っておくと自分のやりやすいようにプレーし出します。

周りの味方を使わずに、独力でのドリブル突破ばかり狙ったり・・・
パス回しばかりしていて、全然シュートにいかなかったり・・・

選手が練習の目的を意識していなければ、せっかく練習メニューを組んでも意味のない練習になってしまいます。

そこで重要なのが、的確なコーチングです。
練習の目的を意識させるコーチングは、選手に「ああしろ、こうしろ」と指示するわけではありません。
選手自身に考えさせるように声掛けをします。

「1対1 パス回し&シュート」なら、

「時間をかけずにシュートに持ち込むにはどうしたらいい?」
「味方を使えば、もっと楽にシュートに持ち込めるんじゃない?」

といった声掛けをすると、選手は自ら考えるようになります。

たったこれだけでも、練習の質は大幅にアップしますが、さらに練習の途中で「例えば、こんな方法もあるよ」と具体例を1つ見せてあげると、選手の脳が活性化され、モチベーションが高まります。

一番やってはいけないのは、練習メニューだけ指示して、あとは選手任せというやり方です。

コーチング×スーパープレイヤー育成マニュアル

しかし、的確なコーチングをするのは、簡単なことではありません。
大前提として、コーチ自身が練習の目的を正しく理解していなければなりませんし、「こうすれば上手くできる」という解決策を知っていなければなりません。

そして、それこそがスパ育マニュアルのキモとなる部分です。

スパ育マニュアルでは、実際に練習している映像が使われています。
DF役がわざと引っかかったフリをする「演技」ではなく、ガチのプレー映像なので、成功するプレーもあれば、失敗するプレーも収録されています。
こういった成功例と失敗例を取り上げて、早野さんがポイントを解説します。

例えば、「1対1 パス回し&シュート」で、オフェンスのパスのもらい方に工夫がなく、パスがつながらなかったシーンでは、

“彼の動きはここから××だった。ここで〇〇を変えて走れば、もっと簡単にペナルティエリアに侵入できた”

と解説しています。

各練習でこういった解説が入っているので、DVDを選手に見せて、選手自身のイメージに働きかけるのも有効だと思います。
ただし、コーチングするのに1番のタイミングは現場なので、コーチ自身が勉強して、練習中に的確なコーチングができるようになることが大切です。

練習メニューの組み方×スーパープレイヤー育成マニュアル

練習をスムーズに進めていくには、練習メニューの組み方がポイントになります。

いきなり試合さながらの練習メニューを行っても、選手は混乱してしまい、練習のポイントを正しくつかむことができません。
徐々に難易度を上げ、最終的に試合に近い設定で行うことで、選手はスムーズに練習のポイントをつかむことができます。

スパ育マニュアルには、大きく分けて「ゴール前でのアイディアを高める練習」と「中盤でのポゼッションを高める練習」という2種類の練習があり、難易度も段階的に設定されています。

例えば、ゴール前でのアイディアを高めたければ、

パッシング練習(応用) → 1対1 パス回し&シュート → サイド付2対2

という順序で組んでいくと、選手も正しく練習のポイントを理解してくれるでしょう。

限られた時間の中で行うチーム練習は、個人練習以上に練習の質が重要です。
スーパープレイヤー育成マニュアルで、的確なコーチング、練習メニューの組み方を学ぶことで、質の高いチーム練習を行うことができます。

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