まあまあ教材一覧
市販教材との差別化はできているものの、収録内容、価格などトータルで考えるとあまり強くおすすめできなかったり、私は合わなかったけど他の人には合うかも?という教材の一覧です。
基本練習教材「究極のパス上達理論」
・おすすめ度:(3.5)
・ジャンル:ボールの受け方、トラップ、パス
・対象者:初心者~中級者
おすすめポイント
- 試合で使える基本技術が身につく
対面パスやパートナーが投げたボールをコントロールして返す基本練習は、ウォーミングアップなどでよく行われます。
しかし、何も考えずにこういった練習を行っても、体を温めるだけの効果しかありません。究極のパス上達理論では、基本練習の中で、視野の確保、ボールの受け方、パスの質などにこだわって行うことで、試合で使える基本技術を身につけることができます。
- ディスク1~3の順にステップアップしていく内容なので、取り組みやすい
究極のパス上達理論は、3枚のDVDに分かれており、徐々にステップアップしていく内容になっています。
ディスク1では、敵のいない状態で基本技術を練習し、ディスク2では、パスを受ける動きを入れたり、敵を付けた状態で基本技術を練習します。
そして、ディスク3では、ディスク1、2で練習したことを鳥かご(ロンド)で応用していきます。意識すべきポイントを明確にしてステップアップしていくことで、何気なく行う基本練習よりもはるかに質の高い練習になります。
- 吉田康弘さんの丁寧なコーチングで、初心者でもプレーのポイントを理解できる
基本技術というのは、見よう見まねで身につける人がほとんどで、専門的なコーチングを受けたことのある人はあまりありません。
究極のパス上達理論では、ポイントとなるプレーが出たときにプレーを止めて、良かった点、改善すべき点を解説をします。
吉田さんは、鹿島アントラーズ時代にジーコの教えを受けた経験から、基本技術を特に重視しています。
丁寧な解説により、初心者でも基本技術の深いポイントまで理解することができます。
コーンドリブル専門教材「わんぱくドリブル軍団 JSC CHIBA『ドリブルトレーニング 中級編』」
・おすすめ度:(3.0)
・ジャンル:ドリブル
・対象者:初心者~中級者
おすすめポイント
- 2人を抜くイメージとアイディアを養うことができる
1対1を前提としたドリブル練習が多い中、「わんぱくドリブル軍団 JSC CHIBA『ドリブルトレーニング 中級編』」では、はじめから2人抜くイメージで練習します。
試合では、DFを1人抜くと、すぐ別のDFがカバーに入ります。
1人抜くイメージしか持っていないと、1人抜いた時点でアイディアが尽き、プレーが止まってしまいます。
これに対して、2人抜くイメージを持っていれば、カバーが入っても、アイディアが尽きることはありません。ドリブルを使うプレーヤーは、試合中に複数のDFを相手にすることもあるので、複数のDFを抜くイメージを養う練習は効果的です。
- ドリブルに必要なボールタッチ、身のこなしが向上する
「わんぱくドリブル軍団 JSC CHIBA『ドリブルトレーニング 中級編』」に収録されている練習メニューは、全てコーンドリブルです。
コーンドリブルで身につくドリブルスキルは、ボールタッチと身のこなしです。
JSC CHIBAでは、コーンドリブルの際、スピードと股関節の動きを重視しています。
これらを意識することで、ドリブルに必要なボールタッチと身のこなしが養われるからです。ちなみに、ドリブル上達には、コーンドリブルだけでなく、対人練習も並行して行う必要があるので、バランスよく練習していくことが大切です。
- 川島和彦さんのコーチングで、練習のポイントが理解しやすい
「わんぱくドリブル軍団 JSC CHIBA『ドリブルトレーニング 中級編』」では、JSC CHIBAの代表 川島和彦さんが、選手たちに直接指導しています。
直接指導することで、重要なポイントは繰り返し出てきたり、強調したりするので、ナレーターが台本を読むような解説よりも、ずっと分かりやすくなっています。
川島さんはカメラが回っていても気負うことなく、普段通りのコーチングをしています。
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