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サッカー初心者のドリブル練習メニュー6選

「サッカー初心者は、どんなドリブル練習をしたらいいの?」

ドリブルは、サッカーの基本技術の1つですが、何から練習すればいいか分からずに悩んでいる初心者も多いと思います。今回は、初心者に向けたドリブルの基本と練習メニューをお伝えします。

どーな

まずは、ドリブルの基本をしっかり練習することが大切です

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サッカー初心者が覚えておきたいドリブルの3つの基本

ドリブルを使えるようになるには、基本をしっかりと身につけることが大切です。まずはドリブルの基本について解説します。

アウトサイドで押し出すようにボールタッチする

ドリブルは足の色々な部分を使いますが、基本となるのは、アウトサイドでまっすぐ運ぶドリブルです。アウトサイドを使うとボールをコントロールしやすく、走る姿勢に近いため、自然体でドリブルすることができます。

初心者は、つま先やインサイドを使いがちですが、つま先だとボールを蹴るようなドリブルになってしまい、ボールが体から離れてしまいます。インサイドはボールをコントロールしやすいのですが、ガニ股になるのでスピードが出ません。

蹴り足を少し内股気味にして、アウトサイド(小指から中指)でボールタッチします。ボールを運ぶときは、蹴るのではなく、押し出すようにするのがポイントです。押し出すことで、ボールが体から離れなくなります。

関節視野でボールを見る

ドリブルするときは、ボールを見ないのが基本です。まったく見ないわけでななく、関節視野を使います。顔は前に向けたまま進行方向を見ますが、視界の下の方でボールをとらえます。

試合では周りの状況を見ながらドリブルしなければなりませんが、目線を下げてボールを見ると周りが見えなくなってしまうからです。

利き足の前にボールを置く

ボールを持つときは、いつでも何でもできる場所にボールを置くことが基本です。

感覚の優れた利き足の前にボールを置くことで、ディフェンスがボールを奪いにきても対応することができます。何でもできる場所にボールを置いてドリブルすることで、味方の動きに合わせてパスを出すこともできます。

両足均等にボールを扱う、両足の間にボールを置く、という指導が多いですが、世界のトッププレーヤーは、必ず利き足の前にボールを置き、利き足で仕掛けています。

サッカーの正しい基本とは?檜垣裕志さんの利き足のポイントを考察
サッカーのドリブル練習で絶対に外せない3つのポイント

ドリブルには2つの使い方がある

ドリブルは、ディフェンスを抜くためだけに使うものではありません。ドリブルの効果的な使い方を学んでいきましょう。

スペインでは、使い方によってドリブルの呼び方が変わります。抜くドリブルは「レガテ」、運ぶドリブルは「コンドゥクシオン」と呼ばれています。

どーな

サッカー用語が多いのは、サッカー文化が進んでいる証拠ですね

抜くドリブル

ディフェンスを抜くためのドリブルです。目の前のディフェンスを抜くことで、数的優位を作り出したり、1人でボールを前に運ぶことができます。

抜くドリブルを身につけるには、スピードの緩急、リズムの変化、フェイントなどの練習を行います。また、ディフェンスの体勢を見ながらドリブルできるようになる必要があります。

抜くドリブルを仕掛けることは、ボールを失うリスクを伴うため、使う場所が重要です。自陣で抜くドリブルを使ってボールを失うと、一気にピンチになってしまいます。相手陣内のペナルティエリア付近で使うのが最も効果的です。

どーな

ボールを取られたら、自分で取り返すくらいの気持ちが大事です

「抜くドリブル」について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
40歳からでも上手くなれる!抜くドリブルのコツと練習法

運ぶドリブル

運ぶドリブルは、ボールを動かして局面を変えるために使います。たとえば、同じテンポでパスを回しているだけでは敵の守備は崩れませんが、ドリブルで持ち上がって相手を引き付ければ、味方をフリーにすることができ、局面を変えることができます。

抜くドリブルを使うのは、攻撃的なポジションに限られますが、運ぶドリブルはすべてのポジションに必要な技術です。顔を上げて、周りの状況を確認しながらドリブルできることが大切です。

「運ぶドリブル」について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
運ぶドリブルの練習法 上手くなる3つのポイントとは?

サッカー初心者のドリブル練習メニュー6選

初心者のためのドリブル練習メニューを紹介します。ボールを自分の体の一部のように扱うことができるように練習しましょう。

1人で行う練習、複数人で行う練習があります。それぞれの練習の目的を理解して行うことが大切です。

どーな

冒頭で説明したドリブルの基本を意識して練習しましょう

直線ドリブル

スタート地点とゴール地点にマーカーを置き、その間をドリブルする練習です。ボールを見ずに、アウトサイドを使って、まっすぐボールを運びましょう。

慣れてきたらスピードを上げたり、「ゴールまでに5タッチする」など、タッチ数を決めて練習すると、ボールタッチの力加減を覚えることができます。

どーな

まっすぐ運ぶのは、意外と難しい技術です

コーンドリブル

マーカーをジグザグにドリブルしていく練習です。ポイントは、利き足のインサイド・アウトサイドを使い、常に利き足の前にボールを置くようにすることです。この練習を行うことで、常に利き足の前にボールを置くためのボールタッチとステップワークが身につきます。

どーな

ドリブルの基本を身につけるためのキーポイントになる練習です

コーンドリブルの練習法 間違ったやり方をしていませんか?

ボールマスタリー

足の色々な部分を使い、様々なボールの動かし方を行うドリルです。ボールコントロール、ステップワークを養うことができます。

ボールマスタリーの種類は数えきれないほどあります。簡単なものから超難関なものまで様々なので、少しずつ高いレベルのものにチャレンジしていきましょう。

どーな

ボールがあれば家の中でも練習できます

クーバー・コーチング ボールマスタリー34

「どんな練習をすればいいか分からない」という人には、「クーバー・コーチング ボールマスタリー34」がおすすめです。

ボールマスタリーの元祖 クーバーコーチングのトレーニング本で、難易度別に34種類のボールマスタリーが紹介されています。クーバーコーンチングは、実戦のスキルを身につけることを目的としたトレーニングメソッドなので、練習することで実戦的なボールタッチが身につきます。

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直線スピードドリブル

直線ドリブルをトップスピードで行います。スピードに乗ったドリブルを止めることは難しいので、スピードドリブルが使えると、ディフェンスにとって脅威になります。

スピードに乗っても、ボールは自分の支配下に置き、まっすぐボールを運べるよう練習しましょう。

どーな

ボールをコントロールするのではなく、ボールが体に付いてくるイメージで練習しましょう

1対1

抜くドリブルの上達には必須の練習メニューです。間合い、ディフェンスの重心の見極め、仕掛けるタイミングなどは、人間を相手にしないと身につきません。

上の動画のような1対1が基本パターンですが、条件を付けることで、色々なパターンの練習ができます。(ゴールを2つ設定する、DFを背負った状態からのスタートなど)

どーな

失敗を恐れず、どんどんチャレンジしましょう!

鬼ごっこ

ドリブルしながら鬼ごっこする練習です。相手を見ながらドリブルし、スピードの緩急をつけたり、方向転換する練習になります。

ゲーム性が高く、楽しみながらスキルアップできる練習メニューです。親子で練習するときにもおすすめです。

どーな

本気で遊びましょう!

一人ででもできる!越智隼人のサッカー上達法

サッカー初心者で、「どんな練習をすればいいか分からない」という人には、「1人でもできる!越智隼人のサッカー上達法」がおすすめです。初心者用の練習メニューが多数収録されているので、何を練習するか迷ったときは、このDVDを見れば、必要な練習がたいてい見つかります。

練習メニューのバリエーションは、1人でできるものから親子や友人とできるものまで幅広く、これ1本で初心者の練習メニューは事足りてしまう「百科事典」とも呼べるDVD教材です。

本屋さんで売っている本よりも高額ですが、下手な本を数冊買うよりも、この教材を1本持っていた方が、結局安上がりで済むと思います。

一人でもできる!元Jリーガー越智隼人のサッカー上達法っていいの?徹底検証しました!

どーな

スマホ、PCがあれば、どこでも再生できるダウンロード版もあります

まとめ

初心者に向けたドリブルの基本と練習メニューを紹介してきました。最後にまとめておきます。

  • ドリブルの基本はアウトサイドタッチ、関節視野でボールを見る、利き足の前にボールを置く
  • ドリブルには、抜くドリブルと運ぶドリブルの2つの使い方がある
  • 直線ドリブルでまっすぐ運ぶドリブルを練習する
  • コーンドリブルで左右に運ぶドリブルを練習する
  • ボールマスタリーで色々なボールタッチを練習する
  • 直線スピードドリブルでスピードに乗ったドリブルを練習する
  • 1対1で対人スキルを練習する
  • 鬼ごっこで相手を見ながらドリブルする練習をする
  • 初心者用の練習メニューを探すには、「1人でもできる!越智隼人のサッカー上達法」がおすすめ

ドリブルの練習メニューはたくさんありますが、どんな練習でも基本を意識しておこなうことが大切です。

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