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サッカーテクニック向上メソッドを1年間実践した結果(リフティング編)

どーなです。

「サッカーテクニック向上メソッド」は、サッカーの正しい基本が学べるDVD教材です。サッカー・フットサルの基本が身につき、1人でもできる内容であり実践しやすいことが、練習時間や練習場所に制限のある社会人プレーヤーにおすすめです。

講師の檜垣裕志さんは17歳からサッカーを始めた出遅れプレーヤーでありながら、ブラジル1部リーグのプロになりました。そのメソッドが集約されており、私も購入以来ずっと実践している教材です。

この記事では、この1年間、私が実践した感想をお伝えします。

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教材のテーマは「利き足のポイント」

まず最初に、サッカーテクニック向上メソッドの概要を紹介しておきます。

この教材のテーマは、「利き足のポイント」を身につけることです。

利き足のポイントとは、常に利き足の前にボールを置き、「いつでも、何でもできる状態」にすることです。

檜垣裕志さんがブラジル時代に、目の前でトッププレーヤーたちのプレーを見て気づいた理論で、17歳からサッカーを始めた出遅れプレーヤーにもかかわらず、ブラジルでプロになれた秘訣ともいえるポイントです。

檜垣さんによると、メッシ選手など、世界のトッププレーヤーたちは、みんな利き足のポイントを持っていると言います。

確かに、「ボールの持ち方」という視点でトッププレーヤーたちを見ると、ファーストタッチで利き足の前にボールを置いていることが分かります。

「両足均等に」という日本の常識とは一線を画す理論なので、賛否両論ありますが、最近ではだいぶ浸透してきたようです。

元日本代表のドリブラー金田喜稔さんも、利き足のポイントを推奨している一人です。

サッカーが上手くなるリフティング、下手になるリフティングの違いは?

檜垣裕志というと、BB弾リフティングなどでマスコミに取り上げられることが多いので、「リフティングの人」というイメージが強くなっています。

実際、サッカーテクニック向上メソッドの中でも、リフティングは重要なトレーニングの一つです。

ただし、あくまでもサッカーが上手くなるためのトレーニングの一環であり、リフティングのための練習ではありません。

檜垣さんによると、サッカーが上手くなるためのリフティング練習と、リフティングが上手くなるための練習は全く違います。

外から見れば、同じリフティングのように見えますが、何を意識して練習しているかで、まったく違う内容の練習になるのです。

利き足中心のリフティング

檜垣裕志さんのリフティングと一般的なリフティングの一番の違いは、利き足中心であることです。

一般的なリフティングは両足交互に行いますが、檜垣さんのリフティングは「利き足だけ」です。

利き足だけのリフティングと聞いただけでも、「本当に大丈夫なの?」と感じる人も多いと思います。

私も初めは疑いながらの実践でした。

リフティングは得意な方でしたが、最初は染みついた両足交互のクセが抜けず、利き足だけの方が難しく感じました。

実践していくうちに、利き足だけでボールを扱うことに慣れ、自然体でできるようになってきました。

インステップが基本

檜垣さんのリフティング練習は、インステップが基本です。
インステップ・リフティングがボールを扱うときに、最も自然な体勢だからです。

インサイド、アウトサイド、もも、胸、頭など、各部のリフティングも行いますが、各部位でやってインステップに戻すというやり方をします。

実践してみて、常に利き足の前にボールを置くための体の使い方やステップワークが向上したことが感じられました。

肝心の試合ではどういう変化があったかというと、ボールの置き場所への意識が高まり、ボールの置き場所から逆算したポジショニング、体の向きなどを意識するようになりました。

リフティングの数よりも大切なこと

サッカーテクニック向上メソッドでは、リフティングの回数は指定されていませんが、檜垣さんの実際の指導では、「インステップ・リフティング1,000回」が最初の課題になります。

1,000回というと途方もない回数に感じると思います。

1,000回が現実的に感じられない人は、いきなり1,000回を目指すのではなく、まずは自分のレベルに合った回数を設定し、そこから段階的に回数を上げていくといいでしょう。

初心者の場合は、50回とか100回がいいと思います。

檜垣さんによると、「リフティングの数自体は重要ではない」ということです。

それよりも大事なのは、ボールを自分のものにする感覚です。

檜垣さんによると、「100m先のボールでも利き足とつながっている感覚」を持てるかどうかです。

ただし、数を意識することで、目標が明確になり、集中力が高まるため、目標回数を設定しています。

また1,000回という数字は、「ボールを自分のものにする感覚があれば、それくらいできて当たり前」という考えから来ています。
(ただし、1,000回が現実的でない人は、いきなりここを目指す必要はありません)

ルーツはブラジルサッカー

檜垣さんはブラジルでプロ選手としてプレーしていたため、指導のルーツはブラジルにあります。

「ボールを自分のものにする。ボールを絶対に取られない」というのは、檜垣さんがよくブログに書いていることですが、ブラジルではサッカーの基本となる考え方です。

ボールは命よりも大事なもの。
だから絶対に取られてはいけないのです。

リフティングをするときも、この意識を持つことが大切だというのが、私が実践してきた感想です。

試合でボールコントロールをミスれば、たちまちボールを奪われてしまいます。
「ボールを誰にも渡さない」という意識でリフティングをおこなうと、集中力が高まり、ワンタッチ、ワンタッチを大切にするようになります。

結果的に、数を追い求めるよりも続くようになります。

サッカーテクニック向上メソッドを実践するときに注意するポイント

サッカーテクニック向上メソッドを実践するときは、檜垣裕志さんのブログも読むのがおすすめです。
ほぼ毎日更新されており、利き足のポイントについて解説されています。

檜垣裕志さんのブログ

利き足のポイントは、「利き足中心」という考え方自体はシンプルですが、実は奥が深い理論です。

おそらくDVDだけ見ても、表面的な部分しか理解できません。

檜垣さんのブログを毎日読みながら実践することで、少しずつ深い部分を理解していけると思います。(読むだけではダメ!実践ありきの話です)

また、日本の「両足均等に」という常識と異なるため、実践しながら迷いも生じると思います。

現代は情報過多の時代なので、YouTubeなどで色々な動画を見ることも迷いの原因になります。

そんなとき、基本に立ち返る意味でも、檜垣さんのブログは役に立つと思います。

どーなの実践記録

最後に、私がどんな感じで実践しているかお話しします。

頻度は、毎日やっている時期もありましたが、最近は週2~3回です。

平日の練習

社会人プレーヤーなので、平日は練習時間、練習場所が大きな問題です。

私の場合は、平日は夜、自宅の室内でテニスボール大のゴムボールを使って練習しています。

室内なら練習場所に移動する時間も省けますし、明かりの心配もありません。

また、ゴムボールなら、ぶつけて物を壊す心配がありません。

教材では、テニスボールを使ったリフティングの練習メニューも紹介されていますが、さすがにテニスボールはリスクが高いのでやめています。

時間は特に決めていません。

次の日のスケジュール次第ですが、その日設定した課題がクリアできたら終わり、というのが基本です。

15分程度で終わることもあれば、ムキになって1時間やることもあります。

休日の練習

休日は、外で練習できる貴重な時間です。

朝に近所の公園で練習します。
朝は、人も少なく、周りに気がねなく練習できるからです。

いい大人が、公園で1人でボールを蹴っているのを見られるのが恥ずかしい、という事情もあります(笑)

夏場は6時頃から、冬場は7時頃からです。

練習時間は1時間~1時間半くらいです。

練習メニュー

練習メニューは、リフティングとドリブル練習が基本です。

  • 利き足のインステップリフティング1000回
  • リフティング・ウォーク10往復(8~9往復で落とすことが多い)
  • インステップ、インサイド、アウトサイド、もも、胸、頭の各部10回ずつ(10セットが目標だが、現状は2~3セットが限界)
  • テニスボールでのインステップリフティング 100回
  • テニスボールでのチョンチョンリフティング 100~200回(どちらも1,000回が目標だが、現状はこれが限界)
  • 利き足でのドリブル&アウトターン
  • 利き足でのドリブル(イン・アウト)

これらは、休日の公園練習のときに行います。
だいたい1時間くらいで収まるように調整しています。

まとめ

以上、サッカーテクニック向上メソッドについて、私の実践を踏まえた感想をお話ししました。

この教材は、ボールさえあれば1人でも、どこでも実践できる点がおすすめです。

利き足のポイントは、賛否両論ありますが、私はサッカー・フットサルの本質を捉えた理論だと思います。

サッカー・フットサルをやっていると、伸び悩むことも多いです。

上手くいっていないときに、上手くいかないことを繰り返し練習しても上達しません。

上手くいかないということは、何か改善すべきことがあるというサインです。
そいうときは、何かをゴロっと変えると、途端に上手くいくこともあります。

いま伸び悩んでいる人は、日本の常識にとらわれない「利き足のポイント」を試してみてはいかがでしょうか?

↓からレビューを見られます。

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