サッカーの基本練習はいつまでやればいいですか?
どーなです。
こんな質問をいただきました。
「どーなさん、基本が大切なのはわかりますが、いつまで練習すればいいんですか?」
いつまで基本を練習すればいいか?
ずっとです。
基本に完成はありません。
上達したければ、基本の精度を常に高めていかなければなりません。
思った所にボールを止められているか?
ボールを持つ前に、周りの状況を把握できているか?
といった当たり前のことを、常に意識してプレーすることが大事です。
意識し続けるのは大変です。
「ちょっと上手くなってきたかな」というときが一番危険です。
人間は気を抜くと、楽なほう、楽なほうへと流されていきます。
何も考えずにプレーした方が楽なので、みんな途中でやめてしまいます。
でも、それでは進歩はありません。
進歩どころか下手になります。
何も意識しなければ、何が良かったのか、何が悪かったのかが、わかりません。
意識するから、良かった点、悪かった点がわかるのです。
だから、やり続けた人だけが上達します。
元スペイン代表のシャビ選手が、一試合で首振りを500回やっていると、話題になったことがありました。
ボールを持つ前に首を振って周りの状況を見る、なんてことは、サッカーの基本中の基本です。
しかし、やってみるとわかりますが、ものすごい集中力が必要です。
普通は500回なんてできません。
シャビ選手は、基本中の基本を誰もやらないような頻度で行っているのです。
だから、トッププレーヤーなのです。
シャビ選手の首振りが話題になったときは、みんな真似して首を振りました。
(ただ首を振るだけではなく、何を見るかが重要ですが)
ところが、シャビ選手がバルサから移籍し、クローズアップされなくなったら、誰もやらなくなりました。
そんなもんです。
意識し続け、やり続けた人だけが、習慣になり、身になっていきます。
学生時代にどんなに優秀でも、社会に出て勉強しなくなると、落ちこぼれていきます。
サッカー・フットサルも、基本を疎かにすれば、下手になっていきます。
リフティングひとつ取ってもそうです。
「100回できるからOK」
「1,000回できるからOK」
ではありません。
自分の思い通りにボールをコントロールができているか?
自分の思い通りに体をコントロールできているか?
当たり前のこと、細かい部分を常に意識しましょう。
自分のレベルを常に上げていく、常に上を上を目指していくことが大切です。
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