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なぜ足が速くなくても日本代表FWになれたのか?


サッカーにおいてスピードは重要な要素です。
特に、攻撃面ではその重要度は計り知れません。

こんなことを言うと「じゃあ、足の遅いプレーヤーはFWには向かないんですか?」と言われるかもしれません。

サイドであれば、50m走のような単純な足の速さが武器になります。
しかし、敵味方の入り乱れるゴール前を主戦場とするFWに必要なのは、そういったスピードではありません。

サッカーにおいてスピードとは相対的なものです。
いくら50m走のタイムが遅くても、瞬間的に相手よりも速く動ければ、スピードで勝ったことになるのです。

そして、相手よりも速く動く方法は2つしかありません。
自分が速く動くか、相手を遅くするか、です。

では、具体的にどうすれば相手よりも速く動けるのか?
今回は、元日本代表FW 城彰二さんのDVD教材「ゴールからの逆算」から、そのヒントを紹介していきたいと思います。

このDVDの中で、城さんは「私はあまり足が速くありませんでした(笑)」と言っています。
確かに、現役時代の城さんはスピードタイプではなく、DFとの駆け引きやポジショニング、技術で勝負するタイプのFWでした。
足の速さに自信がないからこそ、どうすれば相手よりも速く動けるかを考えてプレーしていたのです。

ゴールからの逆算の中で、スピードのヒントとなるのは、次の3つです。

  • ゴールからの逆算
  • DFとのかけひき
  • DFをブロックする
では、1つずつ説明していきましょう。

ゴールからの逆算

ボールを持つ前に次のプレーを考えておくのは、状況判断の基本です。
そのゴール前バージョンが、「逆算の考え方」です。

逆算の考え方とは、ゴールから逆算してプレーを組み立てていく考え方です。

逆算の考え方では、まずシュートコースを決めます。
  ↓ 
次に、そこへシュートを打つためには、どこからシュートを打てばいいか考えます。
  ↓
そして、そこからシュートを打つには、どこでパスを受け、どうやってボールを運ぶかを考えます。
  ↓
最後にどうやってマークを振り切っていい状態でパスを受けるかを考えます。

この考え方で瞬時にプレーを組み立てることができれば、状況判断が速くなり、相手の先手を取って動くことができるようになります。

「逆算の考え方」については、こちらで詳しく解説しています。
シュート練習しているのに、試合でシュートが打てない人の特徴

ゴールからの逆算では、城彰二さんが逆算の考え方でのプレーの組み立て方を実演・解説している。(「城彰二 ゴールからの逆算」より)

DFとの駆け引き

DFよりも速く動くには、駆け引きが重要になります。
DVDでは、駆け引きについて、クロスからのシュートのシーンを取り上げて解説しています。

DFは守備の時、ボールとマークを見なければなりません。
城さんは、その習性を利用し、DFの〇〇を観察して動き出しのタイミングを計っていたそうです。
これにより、DFの視界から消えることができるため、相手の先手を取って動き出すことができます。

足があまり速くなかった城さんにとって、DFとの駆け引きはゴールを決めるための生命線だった。(「城彰二 ゴールからの逆算」より)


 DVDではクロスからのシュートというシーンを取り上げていますが、これはピッチのどの位置でも使える考え方です。
DFラインの裏に抜けるとき、ポストプレーをするときなどにも有効です。
実際、城さんはクロスからのヘディングシュート以外にも、色々な形のゴールを決めていました。

DFをブロックする

相手を遅くするもう一つの方法が、体を当ててDFの動きをブロックすることです。
コンタクトプレーが苦手な人もいますが、FWにとっては避けて通れないプレーですので、必ず身につけましょう。

DFのブロックの仕方については、クロスからのシュートとポストプレーの2つのシーンと取り上げて解説しています。

城さんの解説の中で、「手」と「腕」という言葉が何度も出てきますが、DFをブロックするには、手と腕の使い方が重要になります。

例えば、手をレーダーにすれば、DFが後ろにいても、位置を確認することができます。
腕をうまく使えば、相手をブロックしたり、相手の力を利用して素早くターンすることができます。
また、DVDの中では、手を使ってDFを動けなくしてしまう裏技も解説されています。

DVDでは、体を当てるタイミングなど、コンタクトプレーについて解説している。(「城彰二 ゴールからの逆算」より)


 ゴール付近でのコンタクトプレーは、FWが有利です。
なぜなら、DFはPKやFKが怖くて、あまり激しく当たれないからです。
コンタクトプレーが上手くなると、相手にとって本当に怖いプレーヤーになることは間違いありません。

いつの時代も変わらない「FWの役割」とは?

現代サッカーでは、前線からの守備、ポゼッションへの参加など、FWには様々な役割が求められます。
しかし、いつの時代も変わらない役割は、「点を取ること」です。

点の取れるFWがいるチームは、やはり強いです。
得点力ももちろんですが、何よりも「アイツが点を取ってくれる」という信頼感によって、チーム全体がまとまるからです。

試合では、何となくプレーしているだけでは、点は取れません。
点を取れるプレーヤーは、常にどうすれば点が取れるかを考え、そのための練習をしています。

ゴールからの逆算は、「点を取ること」に特化したDVD教材です。
点を取るための考え方、技術、練習法が紹介されているので、「得点力のあるFWになりたい」、「エースストライカーになりたい」という人には、おすすめの教材です。

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