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ゴールからの逆算を試合で活用するコツ

ゴールからの逆算とは、城彰二さんが現役時代に使っていた考え方で、シュートコースから逆算してプレーを組み立てていく考え方です。

↓逆算の考え方の詳しい解説はこちら
シュート練習しているのに、試合でシュートが打てない人の特徴

この考え方について
「どうもピンと来ない」
「理屈は分かるけど、実際の試合ではそんなに上手くいかないよ」
と思った人もいると思います。

確かにゴールからの逆算は、理屈が分かっただけで、簡単に実践できる考え方ではありません。
だからこそ、使えるようになれば、他のプレーヤーとの差別化を図ることができます。

そこで今回は、逆算の考え方を活用するコツをひとつ紹介したいと思います。
それは、「得意なゴールの形を作る」ことです。
得意な形を作り、どうやってその形に持っていくかを考えると、逆算の考え方を活用しやすくなります。

例えば、オランダ代表のロッベン選手は、右サイドからカットインしてシュートを打つ形でが得意です。
この形で何度もゴールを決めていますが、それを可能にしているのが、逆算の考え方です。

ロッベン選手は、サイドで1対1になればDFを抜く自信があるため、どうやってその状況を作り出すかを逆算で考えているのです。

どこから逆算するかは人によって違う

ロッベン選手の逆算と城さんの逆算には1つ違いがあります。
それは、逆算を開始する場面です。
城さんはシュートコースから逆算していますが、ロッベン選手はサイドでボールを持つ場面から逆算しています。

なぜロッベン選手がシュートコースから逆算しないかというと、ロッベン選手はサイドでボールを持つと色々なプレーができるからです。
カットインすれば、DFのギャップを狙ったシュート、カーブをかけたシュート、スルーパス、さらにカットインだけでなく、縦へ突破してクロスを上げることもあります。

どのプレーをするかは、その時の状況で選択します。
ロッベン選手にとって大事なのは、右サイドで勝負できる形でボールを持つことなので、ここから逆算しているのです。

当然、相手もロッベン選手に右サイドで前を向いてボールを持たれたら危険なことは分かっているので、警戒しています。
それでもボールを持たれてしまうのは、ロッベン選手が逆算の考え方を使って、DFと駆け引きをしているからです。

一方、城さんの得意な形は、クロスからのヘディングシュートです。
中学の時にひたすらヘディングを練習したことから得意になったそうです。

ヘディングシュートの場合、ドリブルシュートと違い、ダイレクトシュートになります。
シュートまでの手数が少ないので、シュートコースから逆算できるのです。

逆算の開始地点は違いますが、二人とも自分の得意な形から逆算しているからこそ、得意な形でのゴールを量産できるのです。

どんなに得意なプレーでも、試合で使う機会がなければ宝の持ち腐れです。
得意なプレーを試合で使うには、事前準備が大切です。
逆算の考え方は、その事前準備に欠かせない考え方なのです。

逆算するときに考えるべきこと

では、逆算するときは、どんなことを考えていけばいいのでしょうか?

城彰二さんのDVD教材「ゴールからの逆算」では、逆算する一連の流れ、また逆算の過程でどこまで詳細にプレーをイメージするか等について城さんが解説しています。

城さんの得意な形である「クロスからのシュート」での解説が多くなりますが、これを見て「自分の得意な形はヘディングじゃないから参考にならない」というのは浅い見方だと思います。

場面こそクロスからのシュートですが、城さんの解説を聞くと、逆算の過程でどんなことを考えればいいのかが分かるので、それを自分の得意な形に応用していけばいいのです。

特に、

  • シュートコースをどこにするか?
  • どこからシュートを打てば、GKを攻略できるか?
  • DFとの駆け引きはどうすればいいか?
という部分は、あらゆるシュートシーンで重要なので、ぜひイメージできるようになりたいポイントです。

城彰二さんが、逆算の考え方でのプレーの組み立て方を実演・解説している。
(「城彰二 ゴールからの逆算」より)


 というわけで、自分の得意な形からの逆算するためにDVDを参考にする場合は、「自分の得意な形から逆算するには、どうすればいいんだろう?」と考えながら見る必要があります。
ゴールを決めるために重要な考え方を身に付けるためなので、それくらいの応用力は覚悟しておくべきでしょう。

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