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ヘディングシュートの精度を上げるための3つのポイント

「ヘディングシュートが枠に飛ばない」
「クロスに上手く合わせられない」

ヘディングについて、こんな悩みを抱えている人も多いと思います。

今回は、ヘディングシュートの精度を上げるためのコツを、城彰二さんのDVD「ゴールからの逆算」の中から見ていきたいと思います。

城彰二さんは、日本代表としてフランスW杯にも出場したFWです。
身長は179cmとそれほど大きくはありませんが、打点の高いヘディングを武器にしていました。
このためDVDでは、ヘディングシュートについて特に詳しく解説されています。

ヘディングの精度を上げるためのポイントは3つあります。

  • ミートポイント(初心者向け)
  • 空間認知能力(中級者向け)
  • オフザボールの動き(上級者向け)
それでは、1つずつ見ていきましょう。

ヘディングのミートポイントはひとつではない

ヘディングの基本は、「体を真正面に向け、額の中心でボールを捉える」と教えられます。
しかし、試合中、こういう形でヘディングすることはほとんどありません。

試合では、頭の色々な部分を使ってヘディングします。
特にクロスからのシュートは、頭の横を使うことが多いと思います。

元日本代表DFの秋田豊さんはヘディングでクリアするときは額の真ん中、ヘディングシュートのときは、眉間や頭の横(側頭部)でミートしていたそうです。

基本練習に、2人1組で相手が手で投げたボールをヘディングで返す、というものがあります。

ゴールからの逆算でも、この練習を行いますが、額の真ん中だけでなく、色々な所でヘディングしてみて、頭のミートポイントを確認するようにアドバイスしています。
城さんは、頭頂部や後頭部でのヘディングも披露しています。

固定概念にとらわれず、頭の色々な部分を部分を試してみよう。
(「城彰二 ゴールからの逆算」より)

空間認知能力を磨き、ボールの上半分を叩く

ヘディングシュートが山なりの弾道になって、ゴールの枠を越えてしまう。
試合でよく見られる場面です。

こうなってしまうのは、ミートポイントに問題があります。
ヘディングシュートは、ボールを半分に割った上部分をミートするのが基本です。
上半分を叩けば、シュートは下に行くか、ライナー性になり、ゴールの枠を超えることはありません。

反対に、ボールの下半分に当たれば、ボールは上に飛んでいってしまいます。
クリアならこれでいいですが、シュートだと問題ですね。

ボールの上半分をミートするためには、ある能力が重要です。
それが、空間認知能力です。

空間認知能力とは、物体を立体的に捉える能力で、空中にあるボールの位置や落下地点を把握するのに必要です。
この能力が優れていると、クロスの軌道と、自分が跳べる高さから、ボールの上半分をミートするための落下地点を計算することができます。

ゴールからの逆算では、空間認知能力を磨くために、手でボールを投げてジャンプキャッチする練習を行います。
この練習では、〇〇しながらジャンプキャッチするよことで、実戦的な空間認知能力が身につくとアドバイスしています。

また、ジャンプ力は、日によって微妙に変わるので、ボールの上半分を正確に捉えるには、その日のジャンプ力を把握しておくことが重要です。
DVDでは、城さんが毎回アップ時に行っていた「その日のジャンプを測る方法」についても語られています。

ただジャンプキャッチするだけでなく、練習のポイントを意識して行うことが大事。
(「城彰二 ゴールからの逆算」より)

オフザボールの動きでヘディングを楽ちんに

ここまで見てきた「ミートポイント」、「空間認知能力」は、技術練習によって高めることができます。
ここまでで紹介した技術練習は、ノーマークで行うので、自分のタイミングでヘディングすることができます。

しかし、試合では相手のマークがあります。
相手のマークを外し、タイミングよくヘディングシュートを打つには、パスを受ける前の準備(オフザボールの動き)が重要です。

試合では、最初からボールの落下地点にいるとマークされてしまいます。
そこで、落下地点のスペースはワザと空けておきます。
そして、フェイントを使って相手のマークを外し、そのスペースへタイミングよく走り込みます。
このプロセスが上手くいけば、あとは練習どおりにヘディングするだけです。

FWのオフザボールの動きのポイントについては、ゴールからの逆算の「ゴールからの逆算」、「DFとの駆け引き」の章で詳しく解説されています。

特に、

  • DFの〇〇を見て動き出す
  • 先に〇〇してからスペースへ入る
という点は、実際にトップレベルでプレーしてきた城彰二さんならでは駆け引きの仕方だと思います。

ヘディングシュート前の駆け引きで、結果の8割は決まってくる。
(「城彰二 ゴールからの逆算」より)


 このように、試合でヘディングシュートを決めるには「ミートポイント」、「空間認知能力」といった技術的要素、「オフザボールの動き」といった戦術的要素の両方を身につける必要があります。

城彰二さんのゴールからの逆算では、この両要素について、自身の経験を踏まえて解説されているので、ヘディングシュートを身につけたい人には、ぜひおすすめしたい教材です。

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