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檜垣裕志さんの利き足のポイントが論理破綻しているという件

檜垣裕志さんの「利き足のポイント」は、「両足を使えることがいい」という日本の常識と全く異なる考え方であり、賛否両論ある考え方です。

ある掲示板に、利き足のポイントについてこんな記述がありました。

(檜垣さんのブログで)練習する時間が限られているから片足だけ練習すると書かれています。ならば、練習する時間があり、両足を練習できる人間にはかなわないということですよね?
自らの記事で論理破綻しているような適当な理論ですよ。

…こんな悠長なことを言っているから、上達できないのではないでしょうか?

ここでは、利き足のポイントの有効性について検証していきます。

檜垣裕志さんの利き足のポイントとは?

本題に行く前に、檜垣裕志さんの理論「利き足のポイント」について説明します。

利き足のポイントとは、常に利き足の前にボールを置き、利き足で何でもできるように、利き足の技術を高めるというものです。

メッシ選手やイニエスタ選手、ネイマール選手など世界のトッププレーヤーも、利き足ポイントを実践しています。彼らのプレーを観察すると、足、もも、胸、どこでトラップしようが、ファーストタッチで利き足の前にボールを置いていることが分かります。

使い慣れた利き足の前にボールがあり、利き足の技術が高ければ、相手のプレッシャーがあっても落ち着いてプレーできるからです。

サッカーは状況判断が重要だと言われますが、そもそも焦りながらボールを持っていたら状況判断なんてできません。余裕を持ってボールを持てる技術があるからこそ的確な状況判断ができるのです。つまり、利き足のポイントは、全てのプレーの基本と言えます。

目標が明確で時間が限られているからこそ上達する

では、ここからが本題です。なぜ、冒頭の方が上達できないと思ったのか?

練習時間がたくさんあれば上達できそうですが、現実はそうではありません。やみくもに時間をかけても、上達するためのポイントが分かっていなければ、本当にサッカーの上手いプレーヤーにはなれません。

そもそも「サッカーが上達する」とはどうなることでしょうか?ここが明確でなければ、どんな練習をして、どんな技術を身につければいいのか分からないでしょう。

サッカーが上達するとは、試合で活きる技術を身につけることです。試合で活きる技術とは、ワンタッチでボールを自分のものにし、ボールを失わない技術です。

ワンタッチでボールを自分のものにするには、ただ何となくボールを触っているだけでは上達しません。ボールと向き合い、1タッチ1タッチ何を考え、どんな意識でボールに触っているかが重要だと檜垣さんは言います。

ボールと向き合うために、檜垣さんの練習では、利き足のみのリフティングやテニスボールでのリフティングを行います。これらは、決してリフティングが上手くなるためのリフティング練習ではありません。サッカーが上手くなるためのリフティングです。

ただし、表面上だけ真似してテニスボールリフティングを行っても、リフティングのためのリフティング練習になるだけなので時間の無駄です。サッカーが上手くなるためのリフティングには、練習のポイントをしっかり意識して行うことが重要です。

檜垣さんは、「ブラジルでプロになる」という目標がありました。プロになるには、試合で活きる高い技術力が必要です。年齢や滞在費用のことを考えれば、悠長なことを言っていられません。一日も早くプロになる必要があったのです。

そんな限られた時間の中でプロになるにはどうしたらいいか考え、トップ選手を観察して気づいたのが利き足のポイントでした。そして、利き足のポイントを最重要課題として懸命に練習した結果、17歳からサッカーを始め7年足らずのサッカー歴しかない人間が、ブラジルの名門ポルトゲーザとプロ契約するという、驚くべきスピードの上達を遂げたのです。

目標が明確(プロになる)で、達成するための手段(利き足のポイント)が正しく、それに本気で取り組めば、短期間で上達できるということです。この実績が、利き足のポイントを証明する何よりの証拠ではないでしょうか?

本当に両足を使うことがいいことなのか?

日本では、両足を同じように使えることがいいとされています。例えば、一般的なサッカーの教本にはドリブルの基本について「相手から遠い足でボールを扱う」と書かれています。つまり、左から相手が来たら右足で、右から相手が来たら左足でドリブルするということです。なるほど一見すると合理的に思えます。

ところが、メッシ選手は相手が左側から来ても、左足でドリブルしています。これはどういうことでしょうか?

実は、利き足だけでドリブルした方が、体の軸が安定し、当たりに強くなるのです。一方、両足ドリブルでは軸足がその都度変わり、体の軸が安定しません。これは、実際に利き足ドリブルと両足ドリブルをやって比べてみると分かると思います。

「サッカーが上手くなりたければ、上手い人の真似をしろ」と言います。それならば、メッシ選手の真似をするのが、上手くなる一番の近道ではないでしょうか?

逆足の使い方

誤解されやすいのですが、檜垣裕志さんの利き足のポイントは「逆足を使ってはいけない」と言っているわけではありません。檜垣さんも逆足で蹴ることはできます。しかし、檜垣さんがDVDや雑誌で、利き足のポイントを解説するとき、逆足の使い方については全く触れられてないのも事実です。

では、逆足はどうやって使えばいいのか?これは私の考えですが、逆足は、決まった場面に限定して使うといいと思います。

例えば、長友佑都選手は、日本代表では左サイドバックでプレーしています。長友選手の利き足は右足ですが、左サイドを縦に突破して左足でクロスを上げます。逆足もしっかり使っているように見えますが、長友選手はトラップからドリブルで仕掛けるまでのプレーは全て右足で行います。最後のクロスだけ左足を使っているのです。

逆足を利き足のように臨機応変に使うことは難しいですが、このように決まった場面だけ使えるようにすることは、それほど難しくはありません。

また、サッカーテクニック向上メソッドの中で、檜垣さんは「利き足が使えるようになれば、自然と逆足も使えるようになる」と言っています。これは大げさな表現だと思いますが、完全な間違いではありません。

逆足で蹴れるようになるには、もちろん練習は必要です。しかし、利き足に技術が身についていれば、利き足の感覚を参考にすることができるので、ゼロからのスタートではなくなるのです。利き足に中途半端な技術しか身についていなければ、こうはいきません。利き足に高い技術を身につけることは、逆足の上達の近道でもあるのです。

檜垣裕志さんの利き足のポイントを学ぶのにおすすめのDVD

私が檜垣裕志さんを知ったのは、ある雑誌の記事を読んだのがきっかけです。彼の経歴と利き足のポイントを読み、「面白い人がいるな」と思いました。そこで調べてみると、「サッカーテクニック向上メソッド」というDVDを出していたため購入しました。

届いたDVDの練習メニューはシンプルで基本的なものが多く、最初は「退屈だな。こんなこと今更必要ないよ」と思ってしまいました笑(当時は、利き足のポイントの表面的な部分しか見えていませんでした)

しかし、唯一テニスボールのリフティングは面白そうだったので続けていると、あるときボールを持ったときのバランス感覚が改善されていることに気づいたのです。

「もしかしたら利き足のポイントって、ものすごく大切なことかもしれない」とDVDを見直し、檜垣さんのブログもチェックし利き足のポイントを勉強しました。そんなことを繰り返しているうちに、利き足のポイントの奥の深さを感じられるようになりました。(檜垣さんからすれば、まだまだ甘いと言われるかもしれませんが)

檜垣裕志さんのブログ 利き足理論の実践者は必見!

利き足のポイントは、ボールを自分のものにするというサッカーの基本部分(だけど一番大事)の理論なので、当たり前のことのように感じ、正しく理解するには時間がかかるかもしれません。
しかし、サッカーテクニック向上メソッドと檜垣裕志さんのブログで併せて学んでいけば、正しく理解することができると思います。

サッカーの上達には、「正しい基本とは何か?」を理解し、正しい基本技術を身につけていくことが大切です。何事も初めが肝心で、基本部分が間違っていたら、その上に積み上げていく技術は全て間違いになってしまいます。

利き足のポイントは、日本での常識とは異なる理論なので、取り入れるのには勇気がいると思います。しかし、両足重視の日本的なトレーニングで伸び悩んでいる選手にとって革命的な考え方になると思います。

正しい基本技術を身につけ上達していきたい人は、檜垣裕志さんのDVD教材「サッカーテクニック向上メソッド」をおすすめします。

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