大人のためのサッカー上達法
「やっぱり大人になってからサッカーを始めた人間じゃ、限界があるのかな…」
試合後、健太は独り言のようにつぶやいた。今日も思うようなプレーができず、ついこんなぼやきが出てしまう。
鈴木健太は35歳。初心者と経験者混合の草サッカーチームに所属している。学生時代は剣道一筋で球技とは全く縁がなかったが、2年前に友人の誘いがきっかけでサッカーを始めた。
初めは軽い気持ちだったが、今ではサッカーにすっかりハマり、平日夜の自主練習も欠かさない。しかし、最近伸び悩んでおり、出遅れプレーヤーの限界を感じている。
あなたもこのように悩んで、このサイトを見つけたのではないでしょうか?
こんにちは、大人のサッカーコーチ“どーな”と申します。
最近、大人からサッカーやフットサルを始める人が増えています。
サッカーは足でボールを扱うスポーツですが、足で物を扱うというのは、非日常的な動作です。
このため、思うようにプレーすることができず、多くの初心者が悩んでいます。
大人になってからではサッカーは上手くならない?
「サッカーの技術は子供のうちに身につける必要がある」と言われます。
人間の運動神経はゴールデンエイジと呼ばれる9歳~12歳ごろに急速に発達し、12歳でほぼ完成します。
このため、この時期が最も効率よく技術を身につけることができると言われています。
これを聞いて、「大人になってからでは技術は身につかない」と思ってしまう人がいます。
大丈夫、そんなことはありません!
私も高校からサッカーを始めた出遅れプレーヤーです。
高校時代は公式戦に全く出られませんでしたが、大学サッカー部では全国大会出場選手を抑えてスタメンを獲得することができました。
実は、こんな例は少なくありません。
17歳からサッカーを始めてブラジル1部リーグでプロになった人もいます。
大人からサッカーを始めたとしても、練習すれば必ず上達します。
ただし、1つだけ守らなければならないことがあります。
それは、正しい努力をするということです。
あなたの周りに飛び抜けて上手い人がいませんか?
プレッシャーを受けても余裕でボールを持てるので、「アイツにボールを預けておけば安心だ」という人。
その人の才能もあるでしょうし、努力もあると思います。
ただ、こういう人の特徴として物事の本質をつかむのが上手いということがあります。
どんな意識で練習すれば上達するのかを感覚的に捉えられているから、上達も早いし、努力が成果に直結するのです。
つまり、サッカー上達のためには、正しい意識で、正しい練習をすることが大切です。
サッカーの正しい上達法とは?
サッカー上達に関する情報は、本当にたくさんあります。
本やDVDなどの教材はたくさん出ていますし、ネット上にも色々な情報が飛び交っています。
上手くなるためには、こういった情報の中から正しいものを選び、実践していかなければなりません。
当サイトでは、書籍やDVDといったサッカー教材をレビューしています。
大人の練習環境は、クラブチームや部活動のように恵まれてはいません。
相手をつけた実戦的な練習ができるのは、週1~2回程度。
アドバイスをくれるコーチもいません。
自主練といえば、近所の公園で、1人で練習するしかありません。
そんな大人の初心者にとって、サッカー教材は上達に欠かせないツールです。
しかし、巷には膨大な種類のサッカー教材があり、「何がいいのか分からない」というのが実情です。
そこで「数あるサッカー教材をレビューし、本当に役立つ教材を紹介する」というのがどーなレビューの理念です。
当サイトで扱う教材は、すべて実際に購入し、内容を確認したうえでレビューしています。
ネット上にある情報をテキトーにまとめただけのレビューではありません。
業者さんから教材提供の提案をいただくこともありますが、公平性を保つため一切お断りしています。
「良いものは良い!悪いものは悪い!」と本音でバッサリ切っていきます。