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サッカーのドリブルにスピードは必要か?

スピードがない選手はドリブラーに向いていない、という言葉が巷でよく聞かれます。

確かに相手のレベルが上がるほど突破のドリブルにはスピードが必要になります。しかし、「自分は足が遅いから、ドリブラーにはなれない」と悲観する必要はありません。足は速いのに越したことはありませんが、ドリブルに必要なスピードは、単純な足の速さとは異なります。

ここでは、ドリブルに必要なスピードを身につける練習法を紹介します。

サッカーのドリブルに必要なスピードは身のこなし

プロのドリブラーはみんな抜群のスピードがあるように見えますが、実際にはそうとは限りません。

例えば元日本代表の松井大輔選手。全盛期はキレキレのドリブルでDFを突破していました。松井選手はトリッキーな技も使いますが、基本的にはシンプルなボディフェイクを使います。するどいステップワークで相手をスルスルと抜いていくので、私は「松井選手は足も速いのだろう」と思っていました。

ところが!意外な事実が判明したのです。

松井選手の2つ後輩で、現在は鹿児島実業サッカー部の監督を務める森下和哉さんは、「松井選手は足が速い選手ではなかった」と言うのです。

松井大輔のドリブルスピード

キレキレのドリブラー松井大輔選手も足は速くなかった!?


 
実は松井選手のドリブルが速く見えるのには、2つのスピードが関係しています。

1.ステップワークの速さとボディバランス

松井選手がフェイントをかけるとき、力強く素早いステップで相手を翻弄します。しかも、それだけ左右に動いても、松井選手のバランスは全く崩れません。
足の速さは人並みかもしれませんが、ステップワークのスピード、方向転換のスピードは人並み以上なのです。

2.ドリブルスピード

普通の選手は、ドリブルのスピードが上がるほど技術の精度が落ちていきます。しかし技術の高い松井選手は、ドリブルのスピードを上げても技術の精度が落ちないので、スピードを上げても周りが見え、色々なフェイントを繰り出すことができます。普通の選手よりも速いスピードでプレーすることができるので、スピードがあるように見えるのです。

松井大輔選手に限らずテクニックタイプのドリブラーは、素早い身のこなしとスピードを落とさずにドリブルできる技術があります。このため、実際のスピード以上に速く見えるのです。

足の速さに自信のない選手も、素早い身のこなしスピードを落とさずにドリブルできる技術を身につけることで、足の速さではなくドリブル自体のスピードアップができるのです。

ドリブルと身のこなしのスピードアップのための練習

ドリブルのスピードアップにはコーンドリブルが効果的です。
動かないコーン(マーカー)を相手にする練習は効果がないという人もいますが、効果があるかないかは練習のやり方次第です。

コーンドリブルでディフェンスを抜く感覚を身につけようと思っても、さすがに限界があります。コーン(マーカー)は動きませんが、人間は動いてボールを奪いに来るからです。イメージトレーニング次第で効果がないわけではありませんが、やはり1対1などの対人練習の方が効果的です。

これに対し、ボールタッチや体の動かし方の練習にはコーンドリブルが効果的です。コーンドリブルの目的は、正しい動き方を反復練習して習慣化させることです。正しい動き方を身につけることで、ドリブルスピードやボディバランスが向上するのです。

日本代表の乾貴士選手などを育てたセゾンFCの代表 岩谷篤人さんも、「ドリブルのドリルは、ボディバランスの習得に適している」と言っています。

サッカーのドリブル練習で絶対に外せない3つのポイント

スピード向上のためのコーンドリブルとは?

ただし、ドリブルスピードを上げ、素早い身のこなしを身につける練習は、一般的なコーンドリブルとはやり方が異なります。

一般的なコーンドリブルは、正確性を重視し、最初はゆっくり行い、慣れてきたら徐々にスピードアップしていきます。真面目な日本人らしい練習法ですが、このやり方で効果があるのは、ボール扱いがままならない初心者までです。

なぜ初心者以上には効果がないかというと、自分のできるスピードの範囲でしかプレーしていないからです。これでは、いつまで経っても自分の殻を破ることはできません。

スピードアップに効果的なコーンドリブルとして参考になるのが、JSC CHIBAの練習法です。

JSC CHIBAは千葉県にあるクラブチームで、監督の川島和彦さんはドリブル指導に定評がある方です。ここでは、トップスピードでコーンドリブルを行います。川島和彦さん曰く「失敗しちゃうくらいのスピードで」ということで、途中でコーンに当たっても、構わずトップスピードでドリブルを続けます。

トップスピードでのコーンドリブルを続けていくと、以前は当たっていたところで、「おっと!」と新たな一歩が出てコーンをかわすことができるようになります。これが、新たな神経回路が開通したサインです。このように新たな神経回路をどんどん開いていき、身のこなしを向上させていきます。

ドリブルスピードがない

JSC CHIBAのコーンドリブルは、常にトップスピードを意識して行う。(「JSC CHIBAの最強ドリブル塾」より)


 JSC CHIBAのコーンドリブルには、トップスピードの他にもう一つポイントがあります。
一般的なコーンドリブルでは、「足のこの部分でボールタッチをして、このコースにボールを運ぶ」というふうに、ボールの運び方を意識します。これに対し、JSC CHIBAのコーンドリブルは、自分の体を速く動かすことを意識し、「ボールは体に付いてくる」という考え方で行います。

究極のところ、ボールなしでジグザグに走り抜けるスピードがその人にとっての最速です。最速を意識して行うことで、ドリブルスピードを引き上げていきます。

ドリブル上達には練習のバランスが大切

コーンドリブルは、練習を重ねるごとにどんどん上達します。ただし、コーンドリブルは、あくまでもボールタッチや体の動かし方を身につける練習です。

突破のドリブルに必要な間合い、タイミング、ボールの持ち方などは、1対1などの対人練習で身につけていきます。ドリブル上達には、ドリル形式と対人形式の両方の練習をバランスよく行っていくことが大切です。

JSC CHIBAの練習方法は、「わんぱくドリブル軍団JSC CHIBAの最強ドリブル塾」というDVDに収録されています。ドリル形式、対人形式の両方の練習メニューが豊富に収録されており、ドリブル上達を目指す選手、ドリブルを指導するコーチにとって非常に参考になるDVDです。

わんぱくドリブル軍団JSC CHIBAの最強ドリブル塾の詳しいレビューは、下記ページに掲載していますので参考にしてください。

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