JSC CHIBAの最強ドリブル塾 抜くドリブルに必要な間合いを養う練習法
どーなレビュー管理人のどーなです。
前回は、JSC CHIBAの最強ドリブル塾の中から、抜くドリブルに必要な「スピード」を養う練習を紹介しました。
JSC CHIBAの最強ドリブル塾 抜くドリブルに必要なスピードを養う練習法
今回は、抜くドリブルのもう1つのポイントである「間合い」について見ていきたいと思います。
3種類の抜き方と間合いの関係
前回のおさらいになりますが、抜くドリブルの種類は、大きく分けて3つあります。
1.間合いを突破するドリブル
構えている相手の間合いに侵入し、相手を動かして突破する方法です。
イニエスタ選手などが得意な抜き方です。
2.スピードで抜くドリブル
相手の間合いの外をスピードで突破する方法です。
クリスティアーノ・ロナウド選手、ヘスス・ナバス選手などが得意な抜き方です。
3.迎えて抜くドリブル
相手にこちらの間合いに飛び込ませて抜く方法です。
(「スペイン流2大テクニック 運ぶドリブル&抜くドリブルをマスターする本/川島和彦、吉田和史著」参照)
いずれの抜き方でも、相手との間合いをコントロールすることがポイントになります。
ドリブルの間合いは、人によって違うので、一概に何mと定義することはできません。
練習して、自分なりの間合いの感覚を養っていくしかありません。
では、間合いの感覚を養うには、どんな練習をしたらいいのでしょうか?
抜くドリブルに必要な間合いを養う練習法
ドリブルの間合いの感覚は、コーンドリブルでは養うことはできません。
人相手の練習が必要です。
対人練習の基本は1対1です。
1対1というと、オフェンスとディフェンスが向き合って、「よーい始め!」で勝負する剣道や柔道のようなスタイルが一般的です。
こういった1対1でも、一定の効果は見込めます。
しかし、やり方を間違えると、遊びの延長になってしまい、実戦的なドリブルからかけ離れた練習になってしまう危険性もはらんでいます。
JSC CHIBAのドリブル練習でも1対1を行いますが、一般的な1対1と違い、DFにある条件をつけて行います。
DFに条件をつけることで、練習のテーマが明確になるからです。
最強ドリブル塾のディスク1では、抜くドリブルの基本を身につけるための3種類の1対1が紹介されています。
1.正対した状態からボールをつつく
DFにこの条件をつけることで、ボールを持ちながらDFの体勢を見るスキルを養うことができます。
迎えて抜くドリブルに近い状況の練習になります。
2.向かってくるDFとの1対1
DFにこの条件をつけることで、DFとの間合いを測り、かわすタイミングを見極めるスキルを養うことができます。
この1対1も迎えて抜くドリブルの練習になります。
3.待って対応するDFとの1対1
DFにこの条件をつけることで、DFとの間合いを測り、DFの体勢を崩して抜くスキルを養うことができます。
この1対1は、間合いを突破するドリブルの練習になります。
それぞれテーマが異なりますが、DVDを見ていて面白いなと思ったのは、練習の組み方です。
前に行った練習が、次の練習に活かされるように組まれているので、練習ごとにステップアップしていくことができるのです。
ドリブルデザイナー岡部将和×最強ドリブル塾で「間合い」を極める
実戦で役立つテクニックを身につける
最強ドリブル塾のディスク1で紹介されている3つの1対1は、抜くドリブルの基本を身につけるための1対1です。
その中でも、今回のテーマ「間合い」の感覚を養うには、
- 向かってくるDFとの1対1
- 待って対応するDFとの1対1
試合での1対1は、向かい合って「よーい始め!」で始まるわけではありません。
自分のポジションでは、どんな状況でドリブルすることが多いかを考えて条件をつけると、より実戦的な1対1になります。
どんな練習でもそうですが、漠然とやるよりも、きちんとテーマを持って行った方が、確実に上達は速くなります。
また、みんながやっている練習法が必ずしも正しいわけではありません。
お馴染みの練習でも、「この練習は、試合のどこで役立つんだろう?」、「この練習は、ここを工夫すれば、もっと実戦的になるな」といったことを考えることが大切です。
「遊びの1対1ではなく、試合で使える技術が身につく1対1がしたい」という実戦思考の方には、JSC CHIBAの最強ドリブル塾の購入をおすすめします。
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